千歳市では、職員の仕事と生活の調和を図りながら、業務効率を向上させ、成果を上げるイクボスの理念に賛同し、全庁的に働き方改革を進めるため、イクボスの取り組みを進めています。
イクボスとは
職場で共に働く部下やスタッフの仕事と家庭の両立を考慮しつつ、その人のキャリアや人生を応援し、組織をチームとしてまとめ、業績や結果を出す一方、自らも仕事と私生活の両立を楽しむ上司のことをいいます。
NPO法人ファザーリング・ジャパンが提唱しています。
千歳市イクボス宣言
平成29年1月4日に、NPO法人ファザーリング・ジャパン 代表理事 安藤哲也氏を講師に招き、山口市長を始めとする特別職、幹部職員(部次長職)及び管理職(課長職)を対象とした「イクボス研修」を実施した後、出席者全員によるイクボス宣言を行いました。
「私は、職場で共に働く職員が、子育てや介護、地域活動などの私生活と仕事の調和を大切にできるよう配慮するとともに、一人ひとりのキャリアづくりを支援し、業務の効率化と生産性向上を図りながら、市民満足度の高い市政の実現を目指すと共に、私自身も仕事と私生活を楽しむ「イクボス」になることを誓います。
また、私は市内にイクボスを増やすため、企業等へ普及を進め、仕事と家庭生活が調和し、心豊かに子育て等ができるまちの実現を目指して、各種施策の推進に取り組みます。」
千歳市イクボス宣言(平成29年1月).jpg (JPG 2.73MB)
各部局の長によるイクボス宣言
平成29年1月31日には、1月4日のイクボス研修を踏まえ、各部局の長がオリジナルのイクボス宣言文を作成し、イクボス宣言を行いました。
それぞれの部局において、業務内容や組織体制に違いのある中、部局長は個々の状況に合わせてマネジメントを工夫し、イクボスを目指すため、部局長に異動がある場合には、それぞれの部局の事情に合った宣言文を作成し、イクボスの取り組みを進めています。
市内におけるイクボス理念の普及
株式会社 もりもとがイクボス宣言をしました。
平成29年8月10日(木曜日)、市のイクボスの取り組みに、株式会社もりもと様が賛同し、市内に本社のある企業として初めて、イクボス宣言を行いました!
株式会社もりもと 森本 吉勝 代表取締役社長は、山口 幸太郎 市長の立会いのもと、「従業員ひとりひとりが『おいしさのもと』を作り出すために、部下のワークライフバランスを大切にし、業務の効率化と生産性向上を図りながら、その人のキャリアと人生を応援します。また、おいしいお菓子・パンを通し、喜びと感動、そして豊かな心を育み、『幸せな地域社会』『わくわくするもりもと』の実現を目指すために、私自身も仕事と私生活を楽しむ『イクボス』になる事を誓います。」と宣言しました。
(株)もりもと様 イクボス宣言書.pdf (PDF 325KB)
平成29年8月19日(土曜日)には、もりもと工場祭で、多くの来場者に、イクボス宣言が紹介されました。