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令和元年12月教育行政報告

 令和元年第3回定例市議会以降における諸般の教育行政をご報告申し上げます。

 

(1 はじめに)
 令和4年4月開校予定の北陽小学校分離新設校の学校名について、11月6日に北陽小学校の教育関係者及び児童の保護者と分離新設校の通学区域の町内会、自治会の関係者で構成する「北陽小学校分離新設校校名選考会議」から「みどり台小学校」を校名案とする報告がありました。
 教育委員会といたしましては、児童や保護者、地域の意向を反映した本報告書の内容を踏まえ、今後、教育委員会会議において学校名を審議決定してまいります。

 

(2 学校教育について)
 全国書画展覧会運営委員会主催の「第87回全国書画展覧会」において、東千歳中学校2年生の長島ひなたさんが最高賞である内閣総理大臣賞を受賞しました。
 また、神田日勝記念美術館主催の「第25回馬の絵作品展」において東千歳中学校3年生の森本桂如くんが北海道教育委員会教育長賞を、ニセコ町・北海道新聞社主催の「第31回有島武郎青少年公募絵画展」において東千歳中学校3年生の竹嶋真澄さんがニセコ町長賞を、北海道牛乳普及協会・ホクレン農業協同組合連合会主催の「令和元年度牛やミルクのある風景絵画コンクール」において泉沢小学校4年生の渡辺有星くんが北海道教育委員会教育長賞をそれぞれ受賞しました。

 

(3 青少年の健全育成について)

 10月3日に、千歳っ子見守り隊と青少年指導員の合同研修会を北ガス文化ホールで開催し、千歳警察署から「防犯対策と交通安全」と題し、地域全体での見守り活動の重要性や児童生徒の交通安全などについて講話をいただきました。
 また、緑小学校の見守り隊が行った活動事例発表では、子どもたちと触れ合いながら、新たな出会いや喜びと感動をもらっていることなどが紹介され、参加者からは今後の活動の励みにしたいとの声が多く聞かれました。

 11月9日に、千歳市青少年育成市民会議主催の「令和元年度ちとせ青少年育成市民会議顕彰セレモニー」を北ガス文化ホールで開催しました。
 当日は、青葉中学校3年生の中川あいかさんによる令和元年度「少年の主張」石狩地区大会優良賞受賞作文「自分の気持ちと置き換えて」の発表や、スポーツにおいて優秀な成績を収め全国大会に出場した3団体と小学生1名、中学生4名、文化芸術活動において顕著な活動や優れた実績を収めた2団体と中学生2名に対し、顕彰状及び副賞の贈呈が行われました。
 明日を担う青少年が安全・安心に暮らし、心身共に健やかに育つ地域環境づくりの大切さを、大人一人一人が再確認する1日となりました。

 11月30日に、児童生徒や保護者など多くの方々の参加のもと、「認めあおう、支えあおう、大切にしたい思いやりの心」をテーマに、22回目となる「令和元年度なかよしさわやかDAY・いじめシンポジウム」を北ガス文化ホールで開催しました。
 基調講演では「夫婦漫才コンビ」の中山まさとも・つかさ氏を講師に迎え、「みんなでなくそう!差別といじめ」と題して講話をいただきました。
 また、シンポジウムでは、児童生徒や教員、保護者からのいじめ防止に関する提言の発表、来場者を交えた意見交換を行ったほか、各学校が作成したいじめ撲滅に関するポスターや壁新聞、寄せ書き、標語の掲示など、児童会・生徒会が中心となって取り組んでいるいじめ防止活動を紹介しました。

 

(4 社会教育について)
 9月22日に、「千歳命名215年・開庁140年記念第24回ちとせ生涯学習まちづくりフェスティバル・ふるさとポケット」を開催しました。
 当日は、40の市民団体による「ふるポケステージ」、「お国自慢味処」など様々な出店や活動成果の発表が行われ、来場した多くの市民との交流を深め、活気にあふれた催しとなりました。

 9月28日から11月30日まで、みんなで、ひと・まちづくり委員会が主催するひと・まちづくりリーダー養成事業「ちとせを好きになる市民講座」を5回シリーズで北ガス文化ホールなどを会場に開催しました。
 参加した市民は、千歳の歴史や観光スポット、空港の魅力や本市が目指す姿を学ぶとともに、市民が主役の千歳を好きになる活動についての意見交流を通じて、千歳の魅力を再発見し、さらに知りたいという意欲を高めていました。

 10月12日に、子どもたちに英語に親しむ機会を与え、英語に対する興味や関心を高めることを目的に、小学5、6年生を対象とした本年度2回目の「イングリッシュキャンプ」を東小学校を会場に実施しました。
 当日は、外国人英語指導助手(ALT)が講師となって英語の発音や英語を用いたゲームなどを行い、参加した21名の児童は楽しみながら英語への興味を深めていました。

 10月19日に、千歳ユネスコ協会との共催による「第35回 2019年英語暗唱コンテスト」を北ガス文化ホールで開催しました。
 このコンテストは、身近な外国語である英語を通じて、国際理解と国際感覚を養い、国際性豊かな人材を育成することを目的に開催しており、中学生40名、高校生2名の合計42名の参加者は、千歳や北海道の魅力などをテーマに、表現豊かに英文を暗唱していました。
 審査の結果、青葉中学校3年生の中川あいかさんが千歳ユネスコ協会会長賞に、千歳中学校3年生の稲垣雄太さんが千歳市教育委員会教育長賞に輝き、そのほか部門賞に4名、特別賞に4名が選ばれました。

 北海道読書推進運動協議会主催の「令和元年度優良読書グループ表彰」において、市立図書館や児童館において子どもたちに英語による読み聞かせを実施している「E絵本くらぶ」が北海道表彰本賞を受賞しました。
 今回の受賞は、読み聞かせを通じて幼少期から英語に親しむ場を提供するなど、まちの文化活動に積極的に関わってきたことが高く評価されたものであり、今後も、E絵本くらぶをはじめとする読書グループとともに、子どもの読書活動の推進に努めてまいります。

 

(5 文化財について)
 9月21日に、縄文文化を身近に感じてもらうことを目的に「火起し体験」、「縄文土器・土面づくり」、「縄文ファッション」などが体験できる「縄文まつり」を開催したほか、体験学習会として10月13日と11月10日に「まが玉づくり」を、10月19日に「縄文クッキーづくり」を埋蔵文化財センターで実施し、延べ197名の参加がありました。
 また、11月10日から15日まで「キウス周堤墓群を守り活かす会」との市民協働事業として、国指定重要文化財「動物形土製品」の実物展示を埋蔵文化財センターで行い、延べ193名の見学者が訪れました。

 10月26日に、洞爺湖町教育委員会の角田隆志氏による「海辺にくらした縄文人-史跡入江・高砂貝塚-」と題した講演会を、11月23日に、函館市教育委員会の福田裕二氏による「圧巻!大規模集落 垣ノ島遺跡と大船遺跡」と題した講演会を北ガス文化ホールで開催し、延べ71名の参加があり、聴講者は縄文時代の生活や文化について理解を深めていました。

 

 以上、申し上げまして、教育行政報告といたします。

 

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