近年、グローバル化や情報化が進展し、少子高齢化、地域社会のつながりや支え合いの希薄化などの課題が指摘されています。また、子どもたちを取り巻く環境や学校の抱える課題は益々複雑化・困難化しています。
このような社会や学校現場の状況の中、様々な課題を解決し、子どもたちの教育環境を充実させていくためには、地域住民等の協力を得て、社会総掛かりで教育の実現を図っていくことが重要となってきています。
千歳市教育委員会では、「開かれた学校」の取組をさらに進め、学校と地域住民等が目標やビジョンを共有し、地域と一体となって子どもたちを育む「地域とともにある学校」づくりを進める「コミュニティ・スクール」を導入していくこととしました。
平成29年1月からコミュニティ・スクールにかかわる調査研究事業を推進し、平成31年1月には調査研究校の取組や成果・課題について最終報告書としてまとめました。
今後、調査研究校の取組を参考に、準備の整った学校から順次学校運営協議会を設置し、コミュニティ・スクールの推進を図っていきます。