設定

ふりがなをつける音声読み上げ

平成20年7月号

夏のイベントが行われています!

7月19日(土曜日)
   第34回千歳市民夏祭りが19日、千歳タウンプラザ前のテープカットを皮切りに開幕しました。市役所駐車場では、市制施行50周年記念と冠して「2008スカイ・ビアYOSAKOI祭」が開催され、訪れた市民の皆さんはビールや焼き鳥、支笏湖産ヒメマスなどの地元食材料理を味わいながら、姉妹都市米国アンカレジ市・鹿児島県指宿市をはじめ千歳と空路でつながる国内外都市の親善大使によるご当地PR、そしてヨサコイトーナメントの競演などを楽しみました。中でも、全道から強豪チームが出場したヨサコイトーナメントにおいて、地元の「蒼天爛華」が準優勝に輝いたのはお見事でした。

夏祭り開会式でのテープカット    2008スカイ・ビア&YOSAKOI祭もビールの乾杯でスタート

多くの市民が夏のひとときを楽しみました    地元ヨサコイチーム「蒼天爛華」の演舞

   また、今年は嵐田北海道副知事や道議会議員の皆さんにもご参加いただき、市民力による祭の運営や市民の盛り上がりを肌で感じていただけたことは、大変うれしく思っています。この日の夜には、花火大会が行われ、千歳川の噴水フェスティバル・あんどんまつりと相まって艶やかな夜景が演出され、多くの皆さんに感動を与えたことと思います。
   市民夏祭りは8月20日の市民納涼盆踊り大会まで開催されています。この間、市内各所でも様々なイベントが開催されますので、千歳の短い夏を市民ともども楽しみたいと思います。

道議会議員の皆さんにも楽しんでいただきました    スカイ・ビア&YOSAKOI祭会場のようす

ライトアップされた千歳川の噴水とあんどん    夕刻の市民歓迎交流会にはスカイレディ千歳、姉妹都市のアンカレジ市と鹿児島県指宿市を含む各都市観光親善大使が勢揃い!

 

 

千歳市市制施行50周年記念メインイベント

7月13日(日曜日)
    本年は、千歳市の市制施行50周年を記念する各種事業を実施していますが、この日は、市民文化センター全館で市民実行委員会が主催する「メインイベント」が行われました。
   私は、各フロアを回り、千歳科学技術大の学生による科学実験コーナー、昔遊びのコーナーや50年前の千歳の街並みなどの写真パネル展示、紙芝居パフォーマンス、昔の映画や自主制作の千歳の映像の放映など、50周年にちなんだ様々な催しを見て昔を思い出し、しばし懐かしい想いに浸りました。
昔の千歳の写真・新聞記事を見学        昔の千歳の写真パネルを見学
千歳科学技術大学による科学の実験を見学        昔の新聞記事や企業展示品を見学
   午後1時からは、3階ホールで行われた「バースデーケーキ点灯式」に出席。子どもたちのカウントダウンに合わせて明かりを点灯し、みんなで千歳市の50歳の誕生日をお祝いしました。そして、引き続き行われたインタビューでは、先に閉幕した「J8(ジュニア・エイト)サミット2008千歳支笏湖」について聞かましたので、私はJ8参加国の子どもたちとの対話の中で特に印象的だったイラクから参加の女子の発言を紹介しました。
   それは、「千歳は自然が豊かで落ち着きがあり、優しくて親切な人が多くていいですね。」というものです。言うまでもなくイラクは戦争によって自然はおろか都市機能まで破壊され、国民は今でも生きていくことがやっとという状況にあります。彼女の発言は決して開催地への社交辞令などではなく、生命を脅かされることなく当たり前のように生活している日本人が羨ましい、世界が平和になって欲しいという願いが強く感じられたところです。
   私は、このことを千歳の子どもたちに伝えることによって、安全な環境の中で暮せることのありがたさをかみしめ、そして世界にも目を向け、特に英語を習得して世界の中で活躍できる人材になって欲しい、そんな思いを伝えました。
3階ホールには千歳の50歳の誕生日を祝う子どもたちが集合        特製バースデーケーキに明かりを灯してから一言
岸田市民実行委員長による紙芝居パフォーマンス        子どもたちに交じって白布に手形とメッセージを書き込みました。
   そして、午後3時からは、大ホールにおいて本日のラストを飾る千歳フィルハーモニーオーケストラと市民230人の合唱団で構成する「炎の第九演奏会」を鑑賞しました。
   指揮者には世界的に活躍する小林研一郎さんを迎え、また千歳市出身のソプラノ歌手清水まりさんをはじめプロの声楽家も加わり、駆けつけた約1,150人の観衆は迫力ある演奏に酔いしれました。
「炎の第九」開演前のごあいさつ        世界で活躍する指揮者小林研一郎さんと千歳フィルハーモニーオーケストラの皆さん
清水まりさんをはじめ豪華ゲストの皆さん        「炎の第九」市民合唱団の皆さん
   9月7日には、国内外から多くのお客様を迎えて市制施行50周年記念式典を挙行します。市民の皆様、来賓各位とともに、改めて50周年の節目の年をお祝いしたいと思っています。
 

 

J8サミット2008千歳支笏湖が閉幕!

7月9日(水曜日)
   7月2日に開幕したJ8サミットもいよいよ8日目、最終日となりました。
   この日の午前中は、「世界にとどけ!ちとせっ子からの環境メッセージ」という行事に出席しました。これはJ8サミット最終日に合わせ、5月に青葉陸上競技場で開催した「ちとせっ子未来フォーラム」でC・W・ニコルさんと地球環境について話し合った内容を、市内各中学校の代表生徒8人が、市議会議場においてそれぞれ日本語と英語で「環境メッセージ」として読み上げ、その映像をインターネットを通じて世界に発信するというものです。
   私は、発表した中学生の代表から、その内容を記したメモリアルパネルを受けとりましたが、環境意識の啓発に非常に有意義な内容でありますので、これを多くの市民に見ていただくため市役所市民ホールに展示することにしました。今回発表した生徒さんは、この日に向けて正しい発音をマスターするため学校の先生の指導を仰ぎ一生懸命練習されたことと思います。今回の経験は、これからの人生の大きなステップになることと思います。学校並びに保護者の皆さんのご支援・ご協力に感謝いたします。
開会前、富丘中学校リコーダー部の皆さんが演奏を披露      環境メッセージを読み上げる中学生
メモリアルパネルをいただきました。      各中学校代表の生徒さんと議場で記念撮影
    
   そして、夕刻からは、休暇村支笏湖で開催された「J8サミット2008千歳支笏湖閉会式」と「さよならレセプション」に出席しました。
   当日のレセプションの進行やプログラムは、J8サミット参加の子どもたち自らが企画し、直前まで「秘密」ということでしたが、世界各国の子どもたちが話し合って実施したプログラムは、地元への感謝の気持ちを込めていただいた内容で、開催地として頑張ってきたこれまでの労苦が一気に吹き飛んでしまうような楽しいひとときとなりました。
   「J8サミット2008千歳支笏湖」に参加の子どもたちは、移動日を含めると10日間にわたる長丁場でありましたが、終始明るく元気で、国際的に重要な使命を果たしてくれました。彼らがまとめた「千歳宣言」は素晴らしい内容であり、特に、これまでのようなG8への提言のみにとどまらず、若者自らが行動する「アクションプラン」を策定した点において、とても意義深いものであったと思います。充実感や満足感に溢れた子どもたちの表情を見ることができ、受け入れ側として喜びと安堵の気持ちでいっぱいです。
会場となった休暇村支笏湖      閉会に当たっての英語スピーチ
ロシア代表のセルゲイ・コノネンコくんから民芸品マトリョーシカをいただきました。      レセプションで子どもたちと交流
日本代表の大役お疲れ様でした      各国からの引率者の皆さんお疲れ様でした。
   さて、このたびのJ8サミットの受け入れに当たっては、国、北海道など公的機関によるご協力のほか、市民実行委員会活動、特技や資格を生かしたボランティア活動、安全対策活動、協賛金(品)、花植えによる街並みの美化活動など、市民、団体、事業者の皆さんにさまざまな形で参画いただいて、心のこもった「J8サミット2008千歳支笏湖」を創り上げることができました。
   このことは、本市が進める「市民協働のまちづくり」の象徴的事例であり、今後の「市民にもできることから始める」という動機付けになってくれればと思います。
   また、次代を担う「ちとせっ子」についても、J8参加の子どもたちとの交流が、世界に目を向けるきっかけとなり、国際社会の中で活躍できる人材に育っていくことを期待しています。  ありがとうございました。
                  ●J8ブログはこちら  →  http://blog.goo.ne.jp/j8_chitose/

 

 

 

J8サミット2008千歳支笏湖開催記念講話

7月8日(水曜日)
   「J8サミット2008千歳支笏湖」は、開幕から7日目を迎えました。
   昨日には、J8メンバーがこれまでの会議の成果である地球温暖化などの国際問題解決に向けた提言「千歳宣言」を、千歳市民文化センター会議室において日本ユニセフ大使のアグネス・チャンさんの司会進行のもと発表、その後北海道洞爺湖サミット会場に移動して福田康夫首相らG8首脳に直接これを手渡すという所期の目的を果たしたところです。
   そして、この日の夕刻は、千歳市民文化センター大ホールに約千人の聴衆が集まる中「みんな地球に生きるひと~日本の国際化と子どもの未来~」と題して、市とJ8市民実行委員会が主催するアグネスさんの講話会を開催しました。
   講話では、アグネスさんが日本ユニセフ大使として世界各国を訪問した体験に基づき、貧困や戦争で多くの子どもたちが亡くなっている惨状などが紹介され、こうした子どもたちへの支援の輪の拡がりの必要性や世界平和への願いなどが熱く語られました。私は、ジュニア・エイトサミット開催記念にふさわしいアグネスさんの講話内容に多くの市民が共感する姿を見ることができたことが、何よりも嬉しく思いました。
開会前にごあいさつする山口市長      講話をするアグネス・チャンさん
講話をするアグネス・チャンさん      講演後、市内中学生から花束と環境メッセージを受け取るアグネスさん
中学生と記念撮影      講演後、控室でお礼を述べました。      

 

 

北海道洞爺湖サミット参加の各国首脳をお出迎えしました!

7月6日(日曜日)・7日(月曜日)
   北海道洞爺湖サミットに出席するG8国をはじめアウトリーチ国の各国首脳及び関係者を乗せた政府専用機が、6日から3日間にわたり新千歳空港に続々と降り立ち、私は、外務省儀典長、北海道知事・副知事、空港長、千歳基地司令、駐日大使そして花束贈呈の子どもたちとともに、空港所在地の市長として、6日と7日の2日間、早朝から深夜までお出迎えをさせていただきました。
   タラップから降りてくる各国の元首と対面し、私はその存在感に圧倒され、とても身の引き締まる思いがしました。中でも、送迎車に乗り込んだ後、車列が動き出さないアクシデントにみまわれたイタリアのベルルスコー二首相が、車を降りて私のところまで歩み寄って来られ歓談させていただいたことは、大きな驚きであったとともに、大変光栄な出来事でした。
   途中、濃霧や風雨など過酷な気象条件の時間帯もありましたが、千歳市民を代表して、世界各国の首脳やご夫人に直接歓迎の意を伝えることができたことは大きな喜びであり、まさに千載一遇の機会であったと思います。外務省、北海道をはじめ関係各位に感謝申し上げます。
駐機場にはG8各国の国旗を掲揚      最初に到着した福田首相を乗せた日本国政府専用機
洞爺湖への移動のため待機する自衛隊ヘリコプター      お出迎えのようす(子ども達から花束を笑顔で受け取るドイツ・メルケル首相)
お出迎えのようす(写真中央は山口市長とドイツ・メルケル首相)      お出迎えのようす(セネガル・ワッド大統領)
お出迎えのようす(エチオピア・メレス首相)      お出迎えのようす(フランス・サルコジ大統領)
お出迎えのようす(タラップを降りてくる中国・胡錦涛国家主席)      お出迎えのようす(高橋知事と並んで胡中国国家主席にご挨拶)
 

 

J8サミット2008千歳支笏湖「Chitose Night」

7月4日(金曜日)
   7月2日に開幕した「J8サミット2008千歳支笏湖」は3日目を迎え、この日の夕刻は市と市民実行委員会が主催する歓迎行事「Chitose Night(チトセ ナイト)」を市内ホテルで開催しました。
  
会場には日中の会議を終えたJ8サミット参加15か国の子どもたちのほか、引率者、来賓、市民実行委員会のメンバー、地元の子どもたちなど約300人が参加し、千歳産の食材をふんだんに使った料理に舌鼓を打ちながら、交流のひとときを楽しみました。
  
特に、J8参加の皆さんには浴衣姿で参加していただき、千歳高校茶道部等によるお茶のおもてなしを体験し、また、千歳北陽高校剣道部による剣道演舞、千歳おやこ劇場による鬼剣舞、大正琴の演奏などを鑑賞していただきました。そして、クライマックスは北海盆唄に乗せて「みんなで盆踊り!」。J8参加の皆さんは様々な日本文化に触れ、笑顔に満ちあふれていました。
   この行事によってJ8参加の皆さんの緊張がほぐれ、明日からの会議が活発に行われることを期待しています。
山口市長の英語スピーチと「カンパイ!」で Chitose Night が幕開け      J8サミット参加の子どもたちと会話が弾む山口市長
市民実行委員会、市民ボランティアの皆さんが大活躍      J8サミット参加者がステージに勢揃い
お茶のおもてなし      フィンランドから千歳高校に留学中のアカキ・クーメリくんも参加(もう日本語はペラペラです)
千歳産の食材をふんだんに使った料理でおもてなし      クライマックス、北海盆唄のに乗せて「みんなで盆踊り!」

 

 

市民ギャラリーで書展と絵画展を拝見しました。

7月3日(木曜日)
   ご案内をいただき、市民ギャラリーで開催されている「沢田弘三先生と教え子達の書展」と「千歳美術協会特別展2008」を拝見させていただきました。
   
1階で開催の「沢田弘三先生と教え子達の書展」は、千歳市内で書道教室を開設している北海道書道展審査会員、石田壱城さん(68)が、中学時代の恩師である沢田弘三さん(86)が亡き妻の供養のため打ち込んでいるという写経の作品を見る機会があり、沢田さんを教室に誘ったことがきっかけとなって、今回の書展開催につながったそうです。
   会場には沢田さんの作品9点に加え、石田さんをはじめとする教え子や沢田さんの元同僚から15点の素晴らしい作品が展示されており、会場内はとても温かい雰囲気に包まれていました。教師と生徒の絆は永遠ですね。

   2階で開催の「千歳美術協会特別展2008」では、会員のうち15名から出品された絵画系41点、陶芸10点の作品が展示されていました。いずれの作品も個性的で、芸術性に富んだ見事な作品でした。共通の趣味を持つ人が集いお互いを高め合いながら創作活動にいそしまれている様子がよく伝わって来ました。千歳が文化の香りが漂うまちでありつづけますよう、皆さんのこれからの活動に期待いたします。
書展のようす      書展のようす
書展のようす      皆さんと記念撮影
絵画展のようす      絵画展のようす
絵画展のようす      絵画展のようす

 

J8サミット2008千歳支笏湖」が開幕!

7月2日(水曜日)
   「J8(ジュニア・エイト)サミット2008千歳支笏湖」が2日、好天の支笏湖畔に世界15か国から39人の中高生をお迎えして開幕しました。昨年10月19日に外務省から本市での開催決定の連絡をいただいてから約9ヶ月間、この日に向けて市民総ぐるみで準備を進めてきましたので、大変感慨深いものがあります。
  
この日行われた開会式では、地元支笏湖小学校の全児童12人で構成する「支笏湖国際太鼓ジュニア」による歓迎の太鼓演奏に引き続き、主催者代表として小野寺外務副大臣、ユニセフ東アジア事務所アヌパマシン・ラオ所長、来賓として高橋北海道知事からごあいさつを、そして町村官房長官からお祝いのメッセージをいただきました。私も地元の市長として英語でスピーチをいたしましたが、世界各国を代表して来られた子どもたちと向き合い、その目の輝きを見て、これから始まるG8サミットと同じテーマ「気候変動」「貧困と開発」「国際保健」についての議論に大いに期待が膨らんだところです。
  
また、「サプライズ!」として、元サッカー日本代表の中田英寿さんが子どもたちの激励に駆けつけ、歓談していただけたことはとても印象的な出来事であったと思います。
   このあと、9日まで会議のほか、様々なプログラムを予定していますが、子どもたちが健康で有意義な時間を過ごし、そして大きな成果を上げられるよう、開催地として気を引き締めてサポートしていきたいと思います。
支笏湖国際太鼓ジュニアの皆さんが太鼓演奏に引き続き歓迎のごあいさつ      小野寺外務副大臣がごあいさつ
フニセフ東アジア事務所アヌパマシン・ラオ所長がごあいさつ      山口千歳市長が歓迎の英語スピーチ
高橋北海道知事による来賓ごあいさつ      開会式で着席するJ8サミット参加の子どもたち
ステージ上で紹介される子どもたち      元サッカー日本代表の中田英寿さんからメッセージ入りの籏が贈られました
各国の参加者がテーブルを囲み交流      支笏湖国際太鼓の子どもたちから太鼓の手ほどきを受ける参加者
 
 

このページに掲載されている情報の担当部署・お問い合わせ先

カテゴリー

公開日: